台湾の大手航空会社、「中華航空(チャイナエアライン)」が初めて導入した大型貨物機「ボーイング777型機」が14日に初お目見え。機体の前半に「貨物機」の英語「CARGO」の塗装が施されており、「C」というアルファペットの中には台湾の地図が隠されていて注目を集めています。
この貨物機は、12月初めに台湾に飛来しました。機体の塗装は明らかにこれまでのものと異なっています。中華航空の英語名「CHINA AIRLINES」の字が小さくなり、しかも機尾に移されました。機体の中間の部分は空白になっています。
16日に創設61周年を迎える中華航空は、14日午後、初の「ボーイング777型貨物機」に関するニュースリリースと写真を発表しました。
中華民国台湾は、今年台湾製のサージカルマスクを国交樹立国と友好国に寄贈しています。その輸送を担うのは、中華航空です。しかし、複数の立法委員は、中華航空の機体に「CHINA AIRLINES」という文字が大きく描かれており、中国の航空会社と誤解される可能性が高いと指摘、「中華航空」の改名を求めました。
立法院(=国会)交通委員会は7月、交通部が「中華航空」の改名について短期・中期・長期計画を提出するよう求める決議案を採択しました。短期計画では、「航空条約の改正と乗入れ権の交渉」にかかわらずに飛行機の塗装やデザインの更新が重点となっています。具体的なやり方として、「CHINA」という文字を取り消し、またはそれを極小化させ、「TAIWAN」という文字をいれるなどがあげられます。
中華航空は、「ボーイング777型貨物機」を6機発注しました。一機目は12月1日に台湾に到着しました。来年(2021年)1月末に二機目と三機目を納入。現在、中華航空には747-400型貨物機が18機あり、来年ボーイング777型機三機が投入すれば、ポストコロナ時代の貨物の輸送に大いに役立つと考えられます。
「ボーイング777型貨物機」は、2023年にすべて引き渡される予定です。
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