1か月以上の延期を経て、台湾初の国産潜水艦の試作艦「海鯤艦(かいこん/ハイクン:想像上の巨大魚))」が17日午前、南部・高雄港から初の海上試験(SAT)に向けて出航しました。軍の関係者によると、今回の海上試験は浮上航行の形で動力システムの検証が行われる予定です。
「海鯤艦」は17日午前8時50分頃、業務艇およびタグボートに伴われながら自力で高雄港の第二港口を通過し、正式に出港。今回の試験は主に動力システムに焦点を当てており、試験時間は約8時間で、午後に帰港しました。
軍の関係者は、当初4月末に海上試験を開始する予定だった「海鯤艦」は、すでに港内での係留試験(HAT)を完了しており、今回は初の海上試験となる。海軍は試験の安全を確保するため、試験海域にM109突撃艇や成功級ミサイルフリゲートなどの艦艇を配備し、警戒態勢を敷いているということです。
また、国防部(防衛省)の顧立雄・部長(防衛相)は、このほどインタビューの中で「海鯤艦」は全ての安全条件が整ってから海上試験を行うと繰り返し強調。現在のところ、9月に海上試験を完了し、11月に引き渡すという計画目標には変更がないとしています。
(編集:王淑卿/岩口敬子/本村大資)