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AI・半導体が輸出をけん引、台湾のIMD世界競争力ランキングが過去最高タイの第6位に

  • 17 June, 2025
  • 王淑卿
AI・半導体が輸出をけん引、台湾のIMD世界競争力ランキングが過去最高タイの第6位に
スイスのローザンヌにあるビジネススクール、国際経営開発研究所(IMD)が17日、2025年版「世界競争力年鑑(IMD World Competitiveness Yearbook)」を発表し、台湾は評価対象となった69カ国・地域のうち、第6位にランクインしました。これは昨年の第8位から2ランク上昇し、過去最高タイとなっています。国家発展委員会経済発展処の陳美菊・代理処長は、「経済パフォーマンス」指標においては、昨年の第26位から16ランクの大幅な上昇を記録し、総合ランキングの上昇につながったと分析しました。(写真:Rti楊文君)

スイスのローザンヌにあるビジネススクール、国際経営開発研究所(IMD)が17日、2025年版「世界競争力年鑑(IMD World Competitiveness Yearbook)」を発表し、台湾は評価対象となった69カ国・地域のうち、第6位にランクインしました。これは昨年の第8位から2ランク上昇し、過去最高タイとなっています。

台湾の政府高官の分析によると、半導体、AI(人工知能)、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)といった分野が輸出をけん引し、「経済状況(経済パフォーマンス」分野での順位が昨年の第26位から今年は第10位へと大幅に上昇したことが、全体的な順位上昇の鍵となったということです。

ランキング上位5カ国は、スイス、シンガポール、香港、デンマーク、アラブ首長国連邦(UAE)です。人口2,000万人以上の経済体では、台湾が5年連続で世界第1位の評価を維持しています。

国家発展委員会経済発展処の陳美菊・代理処長は、4つの主要指標において、台湾は「経済パフォーマンス」で第10位、「政府の効率性」で第8位、「ビジネスの効率性」で第4位、「インフラ」で第10位という高い評価を得たと説明。特に「経済パフォーマンス」指標においては、昨年の第26位から16ランクの大幅な上昇を記録し、総合ランキングの上昇につながったと分析しました。

陳・代理処長は、「昨年の経済成長率は4.84%と好調で、企業家によるアンケートでも台湾の経済のレジリエンスは世界第2位に評価された。また、輸出製品の知識集積度を示す『経済の複雑性』も世界第4位にランクインし、台湾の経済パフォーマンスとハイテク産業がグローバル・サプライチェーンにおいて確固たる地位を築いていることが国際的に認められていると思う」と述べました。

小分類の指標においては、24項目が世界トップ3に入り、そのうち、「企業経営者に対する国民の信頼」、「顧客満足度への重視」、「経営者の起業家精神」、「企業の持続可能性への配慮」などが第1位を獲得。台湾企業の起業家精神、人材の質、研究開発能力の高さが際立った結果となりました。

一方で、「上位5位の貿易相手国への輸出集中度」、「外国からの直接投資残高」、「交易条件指数」、「人口成長率」などでは60位前後と低い評価も見られました。陳・代理処長は、少子高齢化や輸出市場の集中といった課題が依然として存在しており、政府は今後の政策改善の重要な参考材料として、これらの評価結果を真摯に受け止めていくと述べました。

(編集:王淑卿/岩口敬子/本村大資)

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