頼清德・総統は8日、「113年上半年陸海空軍晉任將官勗勉典禮(2024年上半期陸海空三軍将官昇進祝賀式典)」に出席しました。その際、頼・総統は、昇進した将官たちにとっての光栄な時間が父の日と重なったことについて、「この日の栄誉を家族に分かち合うことは意義深いことだ。国軍は国を守るために全力を尽くし、家族との貴重な時間を犠牲にすることも少なくない。 士官や兵士の家族のサポートは、国軍にとって強力で力強い後ろ盾となる」と述べたと共に、「中国の脅威に対して、台湾は地域の平和維持に尽力し、『中華民国と中華人民共和国が互いに隷属していないこと』を含む『四つの堅持』を強調する」と述べました。
国防部(防衛省)が8日に行った式典は、6月に開催されるのが普通ですが、今年、総統選挙が行われたことから、軍は人事異動を一時的に停止しており、頼.総統が就任してから計画の調整が再開されたため、8月8日に延期されました。
近年、中国は台湾を言論や武力で何度も威嚇し、地域情勢に不安定な影響を与えており、頼・総統は、「昇進した将官たちが時代の変化に応じて戦闘能力を向上させ続けることを期待すると同時に、『四つの堅持』を強調し、実力によって国家の存続と発展を確保していくよう激励しました。
また、頼・総統は、「台湾は国際社会の責任ある一員として、高ぶらずへつらわずに現状を維持し、全力で地域の平和と安定を守るよう努力し、『自由で民主的な憲政体制』、『中華民国が中華人民共和国と互いに隷属しないこと』、『主権の不可侵』、『中華民国台湾の前途は2350万人によって決められること』を永遠に堅持する」と述べました。
一方で、海軍一三一艦隊少将艦隊長に昇進した劉勝山・海軍少将艦隊長はインタビューに応じ、「今回の昇進に関し、各レベルの長官の抜擢と家族の支持に感謝する」と述べると共に、自身が東部・花蓮県の原住民族、アミ族であり、史上初のアミ族の海軍少将であることから、原住民出身の将兵を激励しました。劉・海軍少将は、「仲間や後輩の活躍を期待している。たゆまぬ努力と十分なプロ意識さえあれば、必ず昇進できると信じている」と述べました。
今年上半期に昇進した将官は、新総統府の邵智君・侍衛長を含む7名の中将、及び陸軍特殊作戦指揮部の匡亦平・指揮官を含む24名の少将の合計31名となりました。
そのうち、陸軍司令部の朱蕙芳・広報組長は、中華民國陸軍馬祖防衛指揮部の少将政戦主任へと昇進し、現役の国軍では5人目の女性将官となりました。
(編集:豊田楓蓮/王淑卿/本村大資)