台湾の在日本大使館に相当する、台北駐日経済文化代表処の謝長廷・代表(=駐日大使)が8年余りの任期を終え、7日に帰国しました。
謝長廷・代表はこのほど、台湾の国家通信社、中央通信社の単独インタビューを受け、8年前、日本に赴任した際、空港でのインタビューで「善の循環」の概念を打ち出した。過去8年あまり、この「善の循環」の普及に努めてきたと振り返りました。
2021年6月4日、日本が台湾に無償提供するアストラゼネカ製新型コロナワクチンが飛行機に載せられて台湾に出発しようとした際、謝長廷・代表はカッパを着て雨の中で飛行機に向かって手を振ってお辞儀をして敬意を表したシーンは多くの人を感動させ、「善の循環」を連想させました。

このことについて記者から聞かれた、謝長廷・代表は、そのシーンは日本に残った代表的なシーンとなり、有意義なシーンだったと振り返りました。日本が台湾にワクチンを無償提供したことについて謝・代表は、日本は人道支援、および2011年、東日本大震災の際、台湾が日本に巨額な義援金などの支援を与えた恩返しのため、台湾にワクチンの無償供与を決めたと説明しました。
謝長廷・代表は、「善の循環」という概念を世界の模範として広めたい考えを示し、世界の平和は「善の循環」から始まると主張、困難に出会ったとき、恩返しの心で支え合うことは善の力になり、一つの循環になる。これは非常に有意義なことだと述べました。
(編集:王淑卿/本村大資)