台湾ボクシングの女王、林郁婷・選手が国際ボクシング協会(IBA)から資格がないとされ、さらには同協会が台湾は中国の一部であると主張したことに、台湾で対中国政策を担う大陸委員会(陸委会)の邱垂正・主任委員は6日、中華オリンピック委員会と教育部体育署は共に政治介入はオリンピックの精神に反すると厳正に抗議したと述べました。
国際ボクシング協会は5日、台湾の林郁婷・選手とアルジェリアのイマネ・ヘリフ(Imane Khelif)選手が昨年の世界選手権で失格となった理由を説明する記者会見を行いました。しかし、最終的に実質的な証拠を示せず、逆に記者会見の前夜に台湾とアルジェリアのボクシング協会がこの2選手に関する情報を公開しないよう求めた書簡に矛先が向いていました。
邱垂正・主任委員は、公開イベントに出席し、メディアのインタビューを受けた際にこの件について、中華オリンピック委員会と体育署はともに「スポーツイベントに政治が乱暴に介入することは、オリンピックにおける公正と平和の精神に反する」と厳正に抗議したと述べました。
(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)