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李・王ペア、スランプを乗り越えて2連覇達成、台湾バド界の伝説に

  • 05 August, 2024
  • 許 芳瑋
李・王ペア、スランプを乗り越えて2連覇達成、台湾バド界の伝説に
バドミントン男子ダブルスの李洋選手(左)と王斉麟選手(右)がオリンピック史上初の2連覇を達成。(写真:体育署提供)

台湾の黄金バドミントンペア、李洋(リー・ヤン)選手と王斉麟(ワン・チーリン)選手は、今回のパリオリンピックで大会をまたいで12連勝を達成し、金メダルを獲得。これにより、オリンピック男子ダブルスで史上初の2大会連続優勝の記録を打ち立てました。

東京オリンピックで金メダルを獲得した後、二人の成績は大きく変動し、多くの疑問の声が上がっていましたが、今回のパリオリンピックでは、金メダル獲得まで一気に突き進みました。この信じられないような展開は、夢のようでありながら現実のものとなりました。

李選手がオリンピック後の引退を既に発表していることから、王選手とのコンビは台湾バドミントン界の永遠の伝説となることでしょう。

前回の東京オリンピックと比べ、今回のパリオリンピックで、李選手と王選手が全勝で金メダルを獲得したことは、確かに多くの人の予想を超えるものでした。その理由は、東京オリンピック以降、李・王ペアの国際大会での成績が特に目立つものではなかったからです。そのため、多くの疑問の声が上がり、パリオリンピック直前まで、このペアを出場させるべきではないという意見さえありました。

しかし、李・王ペアは実力で証明してみせました。彼らはそれを成し遂げただけでなく、前例のない2大会連続優勝を達成しました。そのため、この金メダルはさらに特別な意味を持つものとなりました。

李選手は、「今回、より多くの人々にバドミントン選手の魅力を見てもらえたと思う。この金メダルは、スランプに陥っている多くのバドミントン選手に、今日、どん底にいたとしても、諦めずに続けていけば、いつかは頂点に向かうチャンスが必ずあるということを伝えられるものだ。」と話しています。

オリンピックの舞台に立つ選手たちは皆、困難な道のりを歩んできました。そして、それは決意と意志の力によるものです。

王斉麟選手は小学校3年生からバドミントンの専門的なトレーニングを始めました。父親の厳しい監督のもと、王選手は早くからバドミントンを生涯の仕事とすることを決意しました。2014年から、王選手は陳宏麟(チェン・ホンリン)選手とペアを組み、国際大会で素晴らしい成績を収めました。2019年に陳選手が引退すると、王選手は李洋選手とペアを組むようになり、大会で次々と金メダルの好成績を残しました。そして二人は力を合わせ、東京オリンピックと今回のパリオリンピックで金メダルを獲得しました。

李洋選手は中学生の時、「才能がない」と評価されました。父親さえも彼がバドミントンに向いているとは思っていませんでした。それでも、李選手は涙ながらに父親に懇願し、バドミントンを続けました。その後も、一度は足の指を骨折するほどの怪我をしましたが、彼は決して諦めようとはしませんでした。おそらく大器晩成型だったのでしょう。李選手が台湾男子バドミントン全国トーナメント1部である甲級に入ったのは、大学に入ってからのことでした。

李選手は、オリンピック前にこれが自身最後のオリンピック出場になると述べましたた。引退前にもう一度金メダルを獲得し、オリンピックの歴史に名を残せたことで、李選手にもう後悔はないでしょう。「李・王ペア」は「オリンピックのために生まれた」と称される黄金コンビで、台湾バドミントン界の永遠の伝説となることは間違いないでしょう。

(編集:許芳瑋/本村大資)

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