フランスのパリで開催されているパリ五輪は現地時間4日、ボクシング女子57キロ級の準々決勝が行われ、「性別」を巡り、出場の是非が議論されていた、台湾の林郁婷・選手がブルガリア選手に5-0で判定勝ちして準決勝進出を決めた。ボクシングは三位決定戦がないため、林・選手の銅メダル以上獲得が確定した。準決勝は7日に行われる。林・選手は昨年の杭州アジア大会ボクシング女子57キロ級の金メダリストでもある。
一部海外メディアの報道では、林郁婷・選手は昨年インドで行われた世界選手権で性別テストを受けた結果、失格になったため、銅メダルを取り消されたという。小説「ハリー・ポッター」の作者、J・K・ローリング氏も7月30日、X(旧ツイッター)を更新し、英ガーディアン紙の報道を引用して林郁婷・選手のパリ五輪出場資格について疑問を投げかけた。
しかし、国際オリンピック委員会は2日、声明を発表し、すべてのボクシング選手の資格に問題はないことを明らかにした。性別問題について林郁婷・選手は、その影響を受けておらず、試合でより良い成績を獲得することでそれに対応すると自信を示した。
なお、パリ五輪に出場する台湾のボクシング選手は4日まで、すでに銅メダル1個獲得した。陳念琴・選手と林郁婷・選手も銅メダルを手に入れることが確定したが、準決勝などでさらにいい成績を目指しているという。
(編集:王淑卿/本村大資)