History page of Radio Taiwan International (Rti)
close
Rti台湾国際放送公式アプリをインストール
開く
:::

2月の中国籍漁船の転覆事故が決着、野党議員:両岸関係への積極的貢献

  • 31 July, 2024
  • 中野理繪
2月の中国籍漁船の転覆事故が決着、野党議員:両岸関係への積極的貢献
2月に台湾の離島・金門近海で起きた中国の漁船の転覆事故を巡り、和解交渉がまとまった。(写真:野党・国民党の陳玉珍・立法委員/Rti)

今年2月、中国の漁船が境界線を越え、台湾の離島・金門島付近の海域に侵入、台湾の海洋委員会海巡署の巡視船の追跡を受けた際、転覆し中国の漁船の乗員2人が死亡した事故について30日、ようやく協議がまとまりました。

この漁船転覆事故については、3月に交渉が行われた際は、話がまとまりませんでしたが、ようやくまとまったことで、その和解のプロセスに周囲も注目しています。

仲介に参加した野党・国民党の陳玉珍・立法委員(国会議員)は31日、あるラジオ番組の独占インタビューを受けた際、この案件は、人道的優先事項であり、中国は民間の立場からの処理を希望していたが、最終的な交渉結果は全て台湾と中国、双方の高官クラスの認可が必要だったと話し、今回、双方のコミュニケーションにおいて第一線にいた人たちはお互いにプレッシャーがあり、本当に大変だった。人道的立場から迅速に解決することができたと語りました。

報道では、海洋委員会の管碧玲・主任委員がこの交渉において重要な役割を果たしていたとされていますが、これについて陳・立法委員は、報道内容は事実である。管・主任委員は大きなプレッシャーを背負いながらも、解決への意思を持ち、その過程で折衝を行った。最終的には良い結果となったので、途中の浮き沈みについては「心の中にとどめておく」のがいいと話しました。

陳・立法委員は、この事故の交渉がまとまったことは金門にとって非常に重要だと説明。今年4月に北京に赴いた際、中国側から、中国から台湾への旅行が馬祖しか開放されていない理由は、この事故の件が未解決だからだと吐露されたが、今、この件がひと段落し、少なくとも両岸関係には前向きな発展となると話し、中国が金門への観光を開放する日を待ちわびていると述べました。

また、今回のやりとりから、台湾海峡両岸に多くの善意が寄せられるのは簡単なものではないことがわかる。両岸は善意が継続的に蓄積していくことを願っており、自身も前向きなメッセージを伝えている。しかし、両岸は長期的にはより公式な政府間のコミュニケーションチャンネルを確立する必要があり、誤解を避けるために事務的なコミュニケーションは依然として必要であると述べました。

(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)

関連のメッセージ

本分類最新more