23日に二日目に入る国軍の漢光40号演習は中型台風、台風3号(ケーミー、中国語名:凱米)接近の影響を受けて、23日に東部・花蓮の空軍基地で実施される予定の主力戦闘機の緊急離着陸などの訓練が中止されました。
台風が漢光演習に影響を及ぼすかについて、国防部の孫立方・報道官は、台風の影響はすべて演習計画に組み込んだ。その中には演習科目の遂行、災害救助の戦力の整備などが含まれるとし、台風の襲来は将兵らにとって異なる訓練の機会にもなると述べました。
孫・報道官は、現在、普通通りに演習を行っているが、台風の襲来がもたらすリスク管理についても真剣に対処する。演習全体が演習の目標達成とリスク管理などの要素をすべて視野に入れて順調に進められるよう図っていると説明しました。
しかし、戦争などは天候の影響で中断することはないため、台風のために演習を中止することが適切かどうかにも注目が集まっています。これについて、孫・報道官は、今回の漢光演習は、有事に最も近い形での演習だが、本当の有事ではないため、リスク管理を視野に入れる必要があると説明しました。
なお、漢光演習期間中、中国軍の軍機と艦艇の嫌がらせには異常が生じるかどうかについて、孫・報道官は、特に異常はないが、国軍はこれからも引き続き合同監視システムを通じて台湾の陸海空の状況を把握していくとしています。
(編集:王淑卿/岩口敬子/本村大資)