中央気象署が22日深夜に中型台風、台風3号(ケーミー、中国語名:凱米)の海上警報を発令したのに続き、23日午前11時30分に陸上警報も発令しました。警戒区域は、北部の新北市、北東部の宜蘭、東部の花蓮、南東部の台東です。
中央気象署によりますと、台風3号の中心は、台湾最南端の鵝鑾鼻の南東およそ470キロメートルの海上に移動し、台湾に向かって進んでいます。予報円の中心から半径200キロ以内では、風速40メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。この台風は、これからさらに勢力を増し、24日と25日に台湾に強風、豪雨、高潮をもたらすと予測されています。
中央気象署は、24日と25日はこの台風が台湾に最接近する時期で、台湾北部に上陸してから台湾海峡に入り、台湾の北部、北東部、および中南部の山間部に1000ミリ以上の豪雨災害をもたらす恐れがあるとして警戒を呼び掛けています。
行政院(内閣)の卓栄泰・院長(首相)は23日、中央災害対策センターを視察、花蓮、宜蘭、基隆、新北市、離島の地方自治体の首長とオンライン会議を行った際、台風に備えるよう指示しました。
卓・行政院長は、4月3日の台湾東部沖地震発生後、花蓮の山間部では土砂災害が発生しやすくなるとして、地方自治体に対して事前に避難措置を実施し、斜面、鉄道の斜面防災モニタリングシステムを通じてモニタリングを強化し、警戒を高めるよう促しています
卓・行政院長はまた、離島への交通は台風の影響を受けるとして、離島の首長に対して観光客の安全を守り、生活必需品を準備し、医療資源を確保するよう指示ました。
卓・行政院長はさらに、台風襲来期間中の休業・休校問題にも触れ、安全を最優先し、よく考えてから早急に市民に説明するとともに、台風が襲来する前、ポンプ場と排水機場のポンプを再点検するよう求めました。
(編集:王淑卿/岩口敬子/本村大資)