頼清徳・総統は22日午前、総統府にて、8月に離任する、欧州連合(EU)の台湾における出先機関、欧州経済貿易事務所(EETO)のフィリップ・グジェゴシェフスキ(Filip Grzegorzewski)所長に「大綬景星勲章」を授与しました。
頼・総統は、台湾とEUの関係深化への貢献に感謝し、グジェゴシェフスキ氏は台湾の永遠の友人であり、いつでも台湾再訪を歓迎すると述べました。一方、グジェゴシェフスキ氏は、台湾での数年間の思い出を詳しく振り返り、最後に台湾最大の方言、台湾語で「友達になれて嬉しい。また戻ってくる」と述べました。
頼・総統は、グジェゴシェフスキ氏が2019年に就任し、欧州経済貿易事務所の所長として最長の任期を務めた。グジェゴシェフスキ氏は台湾とEUの経済・貿易関係を強力に推進し、4年連続で「投資歐盟論壇(ヨーロッパへの投資フォーラム)」を開催し、台湾の対欧投資を大幅に増加させ、EUも数年連続で台湾への最大の外国投資元となっていると述べ、同時に、グジェゴシェフスキ氏は積極的にEUの台湾および台湾海峡情勢への関心を高め、EUの台湾支持を継続的に強化した。今後、双方の関係が現在の基盤の上でさらに進展し、台湾・EU経済パートナーシップ協定などの制度化メカニズムが確立され、多様な協力の新しい一ページが共に創られることに期待したいと語っています。
頼・総統はまた、グジェゴシェフスキ氏の台湾への貢献に感謝し、グジェゴシェフスキ氏は永遠に台湾の良き友人であり、台湾はいつでも彼の再訪を歓迎し、臭豆腐を味わい、陽明山を訪れて雲海と日の出を楽しむことを待っていまると述べました。
グジェゴシェフスキ氏は台湾華語で挨拶を行いました。グジェゴシェフスキ氏は、台湾は彼にとって特別な存在であり、台湾とヨーロッパの友好関係は共通の価値観に基づいている。ロシアによるウクライナ侵攻後の台湾のウクライナへの支援と連帯に感謝し、また、この5年間の任期中に台湾がEUのインド太平洋戦略の一部となったことに立ち会えたことを喜んでいると述べたほか、台湾とEU間の価値サプライチェーンの結びつきがますます緊密になっていることにも言及。EUは台湾にとって最大の外国投資元となり、台湾への外国直接投資残高の25%を占めている。また、過去4年間の台湾からヨーロッパへの投資は、過去40年間の総投資額を上回ったと述べました。
グジェゴシェフスキ氏はまた、台湾での最も貴重な思い出を詳しく振り返りました。それには、離島・澎湖でのトライアスロン参加、玉山の山頂登頂、日月潭の横断遠泳、自転車での台湾一周、そして台湾の美食が含まれていました。グジェゴシェフスキ氏は、自身と家族が台湾で心からの友情を感じたと述べました。
グジェゴシェフスキ氏は「牛肉麺、小籠包、臭豆腐からタピオカミルクティーまで、私たちが制作したYouTube番組で、タピオカミルクティーに夢中になっていることを視聴者に正直に告白した。すると、数百人のネットユーザーが私の健康を心配するコメントを寄せてくれた。私にとって、これらの思い出と台湾との友情は何物にも代えがたいものである」と話しています。
グジェゴシェフスキ氏は最後に、台湾は平和、法治、人権、民主主義を大切にする恵まれた地である。この恵みが長く続くと心から願っています。そして、台湾語で「友達になれて嬉しい。また戻ってくる」と台湾に別れを告げました。
(編集:許芳瑋/本村大資)