国内外で名を知られている中正記念堂の4階にある銅像ホールでの儀仗兵(衛兵)の交代式が、戒厳令解除から37周年の日である15日から屋外で実施されることになっています。7月15日は戒厳令解除記念日とされていますが、国定休日ではありません。
観光スポットで、蒋介石・元総統のメモリアルホールでもある中正記念堂4階の銅像ホールには蒋介石・元総統の大きな銅像が設置されています。銅像の両側には、立哨(警護、警備)を行う儀仗兵が立っていました。観光客からからかわれても動かないため、「動かない衛兵」と呼ばれ、台湾の観光名物となっています。
国軍の儀仗隊は午前6時30分に中正記念堂に進駐し、午前9時から閉館前1時間の午後5時まで、1時間ごとに銅像ホールで儀仗兵(衛兵)の交代式を行っていました。
しかし、所轄機関である文化部は、「移行期の正義委員会」が文化部中正記念堂に与えた「移行期の正義促進」という任務を果たすため、(蒋介石・元総統)「個人への崇拝」、「権威主義への崇拝」をなくすことを現時点の中正記念堂の目標とし、中正記念堂に対して、進駐している国軍の儀仗隊による銅像ホールでの立哨をやめ、巡視の訓練、および区域の安全確保を任務に専念するよう指示しました。
それを受け、銅像ホールでの儀仗兵の交代式は14日午後5時に行われたものを最後に、15日から中正記念堂真正面の階段の下にある「民主大道」で行われることになっています。毎日午前9時から午後5時まで9回行われ、一回15分です。
午前:9:00、10:00、11:00、12:00
午後:1:00、2:00、3:00、4:00、5:00。雨天中止。
気温33℃、体感温度38℃の暑さでのパフォーマンスであるため、儀仗兵の体調が心配されています。これに対して、国防部は、陸海空三軍の儀仗隊は、「暑熱順化」の訓練を経てきているほか、勤務する前、幹部がちゃんとその体調を確認したため、炎天下での任務執行は問題ないと説明しています。
なお、蒋介石・元総統の遺体が仮安置されている北部・桃園市慈湖と、蒋経国・元総統の遺体が仮安置されている頭寮に進駐している儀仗隊の任務は、現時点調整する予定はないということです。
(編集:王淑卿)