台湾旅行交流協会と中国の海峡両岸旅行交流協会が共同で主催する「2024海峡両岸台北夏季旅行展」が12日から15日まで台北市の台北世界貿易センターで開催されています。両岸間でコロナ禍後に開催される旅行展としては最大規模かつ最高レベルのもので、開幕式に出席した台湾旅行交流協会の頼瑟珍・主任委員は挨拶にて、両岸の政府関係者の多大な協力に感謝の意を表し、これを機に両岸の交流の扉が開かれることを期待していると述べました。
今回の旅行展では、中国からは安徽省など12の省・市、8つの航空会社、そして民間の旅行会社の代表を含む155名が参加しています。
開幕式では、台湾旅行交流協会の賴・主任委員のほか、海峡両岸旅行交流協会・台北事務所の何婕主任、そして中国側の団長であり、安徽省旅行協会の王靖・副会長が挨拶をしました。
頼・主任委員はこの旅行展は、2018年から共同で開催しているものだが、毎年様々な課題に直面してきた。今年は、多くの支援者のおかげで、コロナ禍後、最大規模で最高レベルの中国代表団を迎えることができた。これを機に両岸の交流の扉が開かれることを期待していると述べました。
頼・主任委員は、特に感謝したいのは、対中国政策を担う大陸委員会、観光署、移民署の多大なる支援だ。また中国の文化旅行部、国務院台湾事務弁公室の支持にも感謝している。今年の海峡両岸台北旅行展が、両岸の交流の新たな契機となることを期待していると述べました。
中国の海峡両岸旅行交流協会・台北事務所の何婕・主任は、中国の各省や市の風景や文化を紹介するとともに、両岸の文化は同じ根を持つ。多くの台湾人が中国を訪れることを期待すると述べました。
何婕・主任は、中国は積極的に両岸交流を推進し、できるだけ早く正常化されることを目指している。両岸の各界は3年ぶりに多様な形式で交流を再開。2023年には両岸の往来がおよそ延べ300万人に達し、台湾からの中国への訪問は前年に比べて7.4倍に増加した。これは両岸の文化が同じ根を持つことを示している。この旅行展をきっかけに台湾からの旅行者が中国を訪れ、無限の魅力を感じてくれることを期待すると述べました。
また安徽省旅行協会の王靖・副会長は、台湾の初代巡撫として清朝から派遣された劉銘伝が安徽省出身であることをあげ、台湾と安徽省の両方に「銘伝路」があり、双方は深いつながりがある。安徽省には5000年の文化があり、思想家の老子と荘子も安徽省出身だと述べました。
(編集:岩口敬子/中野理絵/本村大資)