設立75周年となる北大西洋条約機構(NATO)が、9日からアメリカ、ワシントンで首脳会議を行う予定です。本来であれば、一つの強大な同盟の勝利を披露するものになるはずでしたが、ウクライナでの戦争及び大西洋の両岸における選挙の逆風が影を落としています。
先日行われたアメリカ大統領候補による討論会で、NATOに対して懐疑的なドナルド・トランプ候補の後塵を拝し、政治生命を賭けて戦っているバイデン大統領は、9日から3日間、選挙活動にかけていた精力を、32ヶ国で構成される同盟国の首脳をワシントンに迎えることに向けていくといいます。
しかし、首脳会議の主役はウクライナのゼレンスキー大統領となり、NATOはウクライナのNATO加盟招待をしていませんが、ゼレンスキー大統領はNATOに対して確固たる支援を求めるシグナルを送ると見られています。
(編集:本村大資/豊田楓蓮)