台湾南部・高雄市にある国立科学工芸博物館で、6月28日から兵馬俑の特別展が開催されている。その展示には、来場者が写真を撮って自分と兵馬俑がどれほど似ているかを比較できる「秦俑顔比べゲーム」という体験コーナーがある。
しかし、それについて、高雄市議会の野党「台湾基進」の張博洋·議員が疑問を呈している。ソフトウェアが中国製である疑いがあり、主催機関の多くが中国共産党の統一戦線工作組織であることから、このインタラクティブゲームにはセキュリティ上の懸念があるとして、使用しないよう呼びかけているほか、教育部にも説明を求めている。
これに対し、国立科学工芸博物館は、当初の契約で中国製のソフトウェアやハードウェアの使用禁止が明記されていたと説明。今後、再度点検と確認を行い、来場者の写真が保存やアップロードされていないかを確認し、来場者の権利を保護すると声明を発表した。
(編集:許芳瑋/本村大資)