澎湖船籍の漁船「大進満88号」が7月2日夜、台湾の西の離島・金門の外海、中国の領海線を越えた地点で操業していた疑いで中国海警局の強制乗船検査を受け、中国に連行されました。
この件について、行政院(内閣)の鄭麗君・副院長(副首相)は3日午前、インタビューを受けた際、政府は高い関心を寄せており、国民も非常に注視していると話し、次のように述べました。
鄭・副院長は、「この後は、我々側で台湾で対中国政策を担う大陸委員会(陸委会)や農業部漁業署が台湾と中国の両岸ルートを通じて中国側と交渉する。政府は全力で支援、対応を行いたい。中国に対し、我々の漁船や漁民、そして出稼ぎ労働者たちを速やかに解放するよう呼びかける」と話しました。
また、大陸委員会は3日の正午、この件は、中国の禁漁期間規定に違反している疑いがあることから、大陸委員会は両岸ルートを通じて中国側に速やかに事件の経緯および乗船検査・拿捕の理由を説明するよう求め、不要な憶測を解消すると述べました。
大陸委員会は、中国の担当部門は理由を明らかにした後、関連規定と手順に従い、一刻も早く台湾の船と乗員を解放し、乗員の安全を確保することを望むと呼びかけました。
(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)