アメリカの大統領選挙は11月5日に投票が行われ、次期大統領を選出します。アメリカの大統領選挙の結果が台湾、および両岸関係に及ぼす影響に注目が集まっています。台湾の野党・国民党の羅明才・立法委員(国会議員)は2日、台湾がアメリカの大統領選の結果に対応する準備ができているかについて質問しました。行政院(内閣)の卓栄泰・院長(首相)は答弁の中で、アメリカの大統領選挙が円滑に実施され、アメリカの次期大統領が平和の促進においてさらに積極的な役割を果たし、世界に貢献するよう期待を寄せました。
卓栄泰・院長は、アメリカは民主政治が成熟している先進国であり、選挙制度が確立している。我々も民主主義国家であり、ほかの国から我が国の選挙制度を批判することを望まない。そのため、我々はアメリカが大統領選挙を円滑に実施し、アメリカ人が最も支持している大統領を選出することと、この新大統領は平和の面においてさらに積極的な役割を果たし、世界に貢献するよう期待していると答えました。
羅明才・立法委員は在任中、台湾の独立を引き続き推進するかについても質問しました。これについて、卓栄泰・院長は、中華民国は主権独立国家である。中華民国の主権の現状を維持し、インド太平洋地区と両岸間での平和的な発展を促すことは現段階の最も重要な仕事だとして次のように述べました。
卓・行政院長は、台湾の現状は平和的で安定し、経済の発展を促し、台湾の人々を安心させることだと述べました。
台湾をアジアの資産管理センターにするという頼清徳・総統の選挙公約について、卓・行政院長は、金融監督管理委員会にそれを全面的に検討し、具体策を打ち出し、2か月以内に国民に関連計画、および今後の方向性、目標、スケジュールを国民に報告すると明らかにするとともに、いかにして海外の回帰投資を人道、または台湾のインフラ、公共投資、長期ケアに導入するかについても検討するとしています。
(編集:王淑卿/岩口敬子/本村大資)