先ごろ、あるメディア関係者が、台湾の大手紙、自由時報に向け、台湾の某テレビ局が製作している政治討論番組は、そのテーマや談話内容の脚本に、中国の政府系メディア、新華社の台湾駐在記者が深く関わっている上、この記者は、直接スタジオ内で収録の様子を見守っているという情報をもたらし、「台湾をもって台湾をコントロールする」効果を発揮している、と指摘しました。指摘されたテレビ局は、これに対し、「事実無根の情報であり、全くもっていい加減である」と反発しましたが、人々の議論を呼んでいます。
25日、施政報告を行う為、立法院(国会)へ招かれた卓栄泰・行政院長は、「テレビ局内の内部の状況についてはよくわかっていないが、このような状況はいずれも法執行機関によって対応すべきだ。しかし、この一件からは、国家通信伝播委員会(NCC)の重要性が改めて浮き彫りとなった。立法院には、NCCの人事同意権について支持をしてもらい、できるだけ早く立法院で通過させたい。そして、NCCという専門性をもつ独立機関には、しかるべき業務をやってもらうことを希望する、と述べました。
(編集:駒田英/岩口敬子/本村大資)