アメリカのシンクタンク、「外交問題評議会」(Council on Foreign Relations)は24日、中国戦略イニシアチブに関するセミナーを開催し、アメリカ国務省のカート・キャンベル(Kurt Campbell)副長官がインド太平洋地域におけるアメリカの戦略について基調講演を行いました。
キャンベル氏は、バイデン政権は中国が国際秩序を変える意図と日増しに強まる実力を持つ唯一の国であると考えていると指摘。そして、主要なリスクはインド太平洋地域から来ており、中国がすでに地域のバランスを乱している。世界はインド太平洋地域を経由するサプライチェーンと商業流通に依存しており、例えば台湾の半導体産業などがあり、これらの流通が途絶えると世界的な大恐慌(global Great Depression)を引き起こす可能性があるとしています。
キャンベル氏は、5年前、台湾海峡の平和に対する挑戦が勃発した際、台湾を支持していた国は1つだったが、現在では、アメリカが数十カ国に台湾海峡の平和と安定のために声を上げるよう呼びかけており、これが中国に対する抑止力として役立っていると語りました。
(編集:許芳瑋/本村大資)