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ポッティンジャー元米大統領副補佐官一行が頼・総統を表敬訪問

  • 13 June, 2024
  • 本村 大資
ポッティンジャー元米大統領副補佐官一行が頼・総統を表敬訪問
頼清徳・総統が、アメリカ・ホワイトハウスで国家安全保障を担当したマット・ポッティンジャー元大統領副補佐官一行の表敬訪問を受けた(写真:総統府提供)

頼清徳・総統は13日、アメリカ・ホワイトハウスで国家安全保障を担当したマット・ポッティンジャー元大統領副補佐官、同じくホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)の元アジア事務局・上級ディレクターのイヴァン・カナパシー氏(Ivan Kanapathy)一行の表敬訪問を受けました。頼・総統は挨拶で、まず、ポッティンジャー氏とカナパシー氏に対し、「遠方から友人を迎えることができてうれしい」と両氏を歓迎。両氏が台湾の新政権発足から1カ月のタイミングで訪れたのは、台湾に対する関心と支持を十分に示していると感謝の意を表すとともに、台湾とアメリカ双方がインド太平洋地域の情勢と台米関係の発展などのテーマについて、交流を深化させることに期待を示しました。

頼・総統はまた、国防の強化と平和を守ることは、台湾の多くの人々の共通の願いだ。新政権はこれから積極的に「民主、平和の四大支柱アクションプラン」を実現していく。アメリカや理念の近い国々と緊密に協力、実力を強化し、共同で地域の平和と安定を維持する。さらに、台湾とアメリカが貿易関係をより深化させ、ともにサプライチェーンの安全を確保することに期待すると述べました。

マット・ポッティンジャー氏とイヴァン・カナパシー氏は今回、共著した書籍『沸騰する堀―台湾を守るための緊急措置(The Boiling Moat-Urgent Steps to Defend Taiwan)』発表のため、台湾を訪れています。

頼・総統は、これを機会に、ポッティンジャー氏が新たな書籍を通じて台湾と各国の防衛交流および新たな軍事文化の確立に関する提言に感謝したいと述べ、書籍のタイトルにある「沸騰する堀」は、非常に守りが固いことを意味する「金城湯池(きんじょうとうち)」という中国の熟語に由来しており、国防の強化と平和の維持が多くの台湾人の共通の願いである。台湾は「民主、平和の四大支柱」アクションプランを積極的に実行し、その力を高めていくとの決意を示しました。

頼・総統は「ポッティンジャー大統領副補佐官は、権威主義の拡大に対抗するため、幾度も公の場で世界の民主主義国家の協力強化を呼び掛けている。台湾の目標もまた、民主主義国家との連携を深めることにある。今後、新政権は民主、平和の四大支柱アクションプランを積極的に実施し、アメリカや理念の近い国々と緊密に協力し、地域の平和と安定を共同で守る力を強化していく」と語っています。

頼・総統はまた、台湾とアメリカは互いに重要な経済、貿易パートナーであり、経済、貿易関係を深化させることは双方の国民に利益をもたらすだけでなく、サプライチェーンの安全性を共同で確保することにもなる。したがって、台湾とアメリカが二重課税問題を早期に解決し、「21世紀の貿易に関する台米イニシアチブ」の次の交渉を加速させ、双方の貿易協定締結の目標に向かって前進を続け、双方の貿易の発展をさらに高いレベルに導くことを希望するとしています。

一方、ポッティンジャー氏はスピーチの中で、台湾の安全保障はアメリカをはじめ、日本、韓国、フィリピンなど世界の多くの国の安全保障と密接に関係している。ロシアとウクライナの戦争から学んだ教訓として、抑止力の代償は戦争よりもはるかに低いと指摘。頼・総統が、「自らの力を強化することが平和をもたらす」という言葉通りに、台湾が外部からの侵略的な行動を抑止できる力を持つよう導いていくと信じているとし、頼・総統のリーダーシップに信頼感を示しました。

(編集:本村大資/王淑卿)

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