中国の男性が9日に台湾に亡命するといって小型船を操縦して北部・淡水川の河口から侵入しました。その男性が逮捕され、送致され、小型船も押収されましたが、国家の安全保障に抜け穴があるのではと懸念が高まっています。日本の海上保安庁に相当する台湾の海洋委員会海巡署は11日午後記者会見を開き、レーダーなどの監視システムに問題はなく、この事件は人為的なミスだとし、「台湾の沿岸部を一周するスマート監視システム」を導入することと、すべての漁船に「船舶自動識別装置(AIS)」を搭載し、人員の訓練を強化し、盟友との協調や連絡をより着実なものにすることで、国境の安全保障を守る方針を示しました。
海巡署は、レーダーは淡水の海岸線から6海里のところでその小型船を発見したが、レーダーの監視担当者は、それが港に戻る一般の漁船だと誤認したため、乗船検査を行わなかった。関係者にミスがあったと認め、海洋委員会海巡署北部分署の署長から警戒管制レーダーの監視担当者まで10人を処分すると発表しました。
過去2年、海洋委員会海巡署は中国からの密航者を18人摘発しました。昨年10月に北西部・苗栗の通宵と、今回の淡水川河口での事件のほか、すべては離島の金門、馬祖、澎湖で発生したものです。そのうち、金門が10件、澎湖が4件、馬祖が2件です。遠泳、または船での密航がほとんどです。
(編集:王淑卿/本村大資)