アメリカ商務省が6月23日から26日まで、同国メリーランド州で「SelectUSA 投資サミット」を開催。「SelectUSA投資サミット」は、アメリカに進出、または事業拡大を検討している企業と州政府・地方自治体・経済開発局(EDO)を繋ぐことを目的としています。
経済部は、このサミットに出発する前の記者会見を開き、「SelectUSA 投資サミット」はアメリカで最大規模の投資誘致イベントだ。毎年重要な産業についてスタートアップ企業を選出している。選ばれたスタートアップは、国際レベルの投資、または国境を超える協力機会が得られる可能性がある。今年は台湾のスタートアップ企業19社を率いてアメリカに向かい、SelectUSA Tech Programへの参加を目指す。その範囲はヘルステクノロジー、ソフトウェアと情報通信技術、クリーンテクノロジー、オープンテクノロジーに及んでいます。
最も注目されているのは、今回アメリカに向かうスタートアップ19社のうち、AI(人工知能)関連の半導体大手、NVIDIA(エヌビディア)のサプライチェーンの台湾パートナーである奎景運算科技股份有限公司(Avalanche Computing Taiwan Inc.、アバランチ)も含まれていることです。経済部によりますと、この会社は、生成AIをエッジコンピューティングとの統合を図ってから自らが開発したハイパフォーマンスコンピューティング (HPC)ソフトを加えることで、企業がデータをクラウドにアップロードしなくても生成AIを運用することができるようにしています。企業の営業秘密を保護することができるほか、人的資源と開発コストの節約にもつながります。
一方、経済部は記者会見で台湾のスタートアップ9社がSelectUSA Tech Programに選ばれたことも明かしました。選ばれた企業者数が世界最多です。台湾のスタートアップは世界のイノベーションをけん引する力になっていることを示しているということです。
経済部の中小企業およびスタートアップ企業署の呉佳穎・副署長は、今回アメリカのSelectUSAのイベントに選ばれ、起業の経緯などについて説明を行えるのは80社。そのうち、台湾は9社を占めている。世界で最多だ。二位はイスラエルの6社だ。台湾のスタートアップがアメリカで好成績をあげるよう期待していると述べました。
経済部は、アメリカは台湾のスタートアップ企業にとってかけがえのない重要性を持っている。イノベーションの精神、資金の獲得、成熟したビジネス環境、いずれも台湾のスタートアップにより多くの成長と発展の機会をもたらすことができる。過去二年、経済部は台湾のスタートアップ企業36社をアメリカにつれていった。そのうち、4社は世界の上位三位に入るいい成績を見せ、20社が台湾元18億元(約87億日本円)の海外からの投資を誘致した。7社がアメリカに会社を設けたということです。
(編集:王淑卿/岩口敬子/本村大資)