外交部(外務省)は10日、チェコ上院のイジー・ドラホシュ(Jiří Drahoš)第一副議長率いる訪問団が、10日から15日にかけて台湾を訪問。台湾滞在期間中、頼清徳・総統、蕭美琴・副総統への表敬訪問、卓栄泰・行政院長(首相)、韓国瑜・立法院長(国会議長)との面会、林佳龍・外交部長(外相)主催の晩餐会などが予定されていると発表しました。
外交部は、訪問団のメンバーには、科学・研究・イノベーション省の(Jana Havlikova)副大臣、産業貿易省のペトル・オチコ(Petr Očko)総局長、チェコ国立博物館のミハル・ルケシュ(Michal Lukeš)館長など、政府高官と科学技術の専門家、学者19名が含まれている。訪問団を心から歓迎すると表しました。
外交部によりますと、訪問団は頼清徳・総統、蕭美琴・副総統などを表敬訪問するほか、経済貿易、科学技術、教育、文化などの重要課題について意見交換を行うために関連省庁も訪問する。台湾とチェコ間の鍵となる産業、科学技術の発展、人材育成、文化芸術などの分野における協力関係をさらに深化させるということです。
また、ドラホシュ氏の今回の台湾訪問では、チェコの半導体のビジネスチャンスに関する説明会に出席するほか、台湾北部・台北市にある国立故宮博物院とチェコ国立博物館の「所蔵品の貸し出し協力契約」の調印式にも立ち会います。また、台北市にある国立台湾博物館の展示会「チェコの城と宮殿(CZECH CASTLES & CHATEAUX)」の開幕式に参加するほか、台湾・チェコの強靭性に関するプロジェクトの開始式典にも参加するということです。
外交部は、ドラホシュ氏が過去にチェコ科学アカデミー会長を務め、2018年からチェコ上院の「文教・人権・請願委員会」の委員長を務めてきた。2022年から、上院の第一副議長に就任し現在に至るまで、台湾・チェコ間の科学技術や人文など、各分野での交流と協力を長年推進してきた。2022年に半導体技術、教育、文化、大学、博物館などの6つの分野で台湾・チェコ間の協力覚書を取りまとめ、双方の鍵となる技術分野での協力、産業連携、民主主義サプライチェーンの強靭性強化などの交流計画を大幅に前進させたと指摘しています。
外交部は、台湾とチェコが自由、民主主義の価値観を共有する上で、科学技術、教育、文化など様々な分野での協力関係を継続的に深化させることを歓迎する。これにより、両国の国家発展が促進され、両国民に利益をもたらすことになると強調しました。
(編集:許芳瑋/本村大資)