6月5日は、国連による国際的な記念日、環境の日です。環境部の彭啓明・部長(大臣)が、文化部の李遠・部長(文部大臣)とともに、「吸い殻(ポイ捨てタバコ)を減らそう 清潔な環境全国大連盟」の発足を発表しました。この大連盟の発足、および6大策略と21項目のアクションプラン+Nにより、吸い殻のポイ捨てをやめるよう呼びかけ、台湾の新文化運動をけん引するのが狙いです。
関連機関の統計によりますと、昨年(2023年)の台湾のタバコの消費量は、362億本に達し、そのうちの四分の一のポイ捨てが発生した場合、90億の吸い殻が環境を汚染することになります。たばこのフィルターには、プラスチック酢酸セルロース繊維が1万2000本入っており、その分解には10年以上かかるということです。ポイ捨てタバコには、ニコチン、ヒ素、鉛、銅、クロム、カドミウムなど4000種類以上の有害化学物質があり、環境に入り、土壌、水域、湖、さらに海に溶け込む可能性もあり、生態系、食物連鎖、人体に危害を与える恐れがあります。
そのため、環境部の彭啓明・部長は5日の環境の日に、文化部の李遠・部長、長年禁煙活動に力を入れている非営利組織の董氏基金会、台北市の女子名門校である、台北市立第一女子高校の禁煙団体である「北一女菸没緑州」などの環境保護団体とともに、「吸い殻(ポイ捨てタバコ)を減らそう 清潔な環境全国大連盟」の結成を発表しました。
李・文化部長は、21世紀がすでに四分の一を過ぎた。環境部の彭・部長と「台湾新文化運動」を発起することを決めた。台湾新文化運動は新たな生活スタイルではなく、心からこの土地を愛することだ。どの動作もこの土地の清潔さと汚染に影響を及ぼすことになることを知らしめたい。このような心構えさえあれば、この土地を愛することができる。そのため、これは新文化運動の類に属すると説明しました。
一方、環境部の彭啓明・部長もあいさつを行い、台湾の溝、すなわち灰皿だとされるレッテルをはがして環境をきれいにするとともに、水鳥、または海洋哺乳動物がこれらの吸い殻を誤って食べてこれらの吸い殻が食物連鎖に入ることを避けようとすると説明しました。
彭啓明・部長は、タバコを吸い、吸い殻をポイ捨てすることは、既に一種の文化となっている。この文化を変えることができない限り、人心に影響を与えることはできない。環境保護局といくら人員を増やしてもこの状況を改善することができない。きょうは第一歩だ。文化部とともに、新文化運動を推進していく。みんなの参与を希望している。環境部はそのために、6大策略、21項目のアクションプラン+Nを制定した。そのNは各界の意見に耳を傾けることと、台湾をよりよい美しいところにすることを意味すると述べました。
なお、環境管理署の顔旭明・署長によりますと、6大策略には「文化の変化、吸い殻の抜本的な減少策、取り締まりの強化、環境の整理、官民の協力、研究の強化」は含まれているということです。
(編集:王淑卿/許芳瑋/本村大資)