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COMPUTEX開幕、頼・総統が開会挨拶で3つの約束と企業への3つの期待を表明

  • 04 June, 2024
  • 王淑卿
COMPUTEX開幕、頼・総統が開会挨拶で3つの約束と企業への3つの期待を表明
アジア最大規模のICT見本市である、台北国際コンピュータ見本市(COMPUTEX TAIPEI 2024)が4日から7日にかけて台北市で開催されている。頼清徳・総統は4日の開幕式であいさつし、台湾が人工知能の島にまい進することについて、安定した電力の供給などの三つの約束をするとともに、企業に対しても三つの期待を寄せた。(写真:総統府)

アジア最大規模のICT見本市である、台北国際コンピュータ見本市(COMPUTEX TAIPEI 2024)が4日から7日にかけて台北市で開催されています。頼清徳・総統は4日の開幕式であいさつし、台湾が人工知能の島にまい進することについて三つの約束をしました。この三つの約束とは、①安定した電力供給のほかに、多元的なグリーンエネルギーも提供すること。②台湾のデータセンターを構築し、産官学研のニーズに合わせてスーパーコンピュータを提供すること。③人材の育成を継続することの三項目です。

一方、頼・総統は企業に対しても三つの期待を示し、台湾への投資の継続を呼びかけました。この三つの期待とは、AI(人工知能)の台湾における産業化、より多くのイノベーティブなソリューションを発展させ、台湾の中小企業のAI化を支援し、人工知能の島という目標はただの概念ではなく、台湾の経済発展に実質的な利益をもたらし、台湾の人々の生活をよりよくすることなどです。

COMPUTEX TAIPEIの主催機関の一つである、台北市電脳公会(コンピュータ同業組合)の彭双浪・理事長はあいさつで、AIサービスのハッシュレート(Hashrate)などのデータ処理能力、クリーンエネルギーの電力の安定供給、ハイレベルの専門分野の人材確保は、世界各国がこれからの発展を図る際の根本的な課題だ。現段階、国際情勢が安定しておらず、戦争と地政学的な対抗が続いており、異常気象が深刻化し、自然災害が激甚化していることから、世界各国の政府と企業は二酸化炭素の排出、環境の持続可能な開発、情報セキュリティなどに対する要求がだんだん厳しくなっていることに加え、生成AIの技術が画期的な進歩を遂げたことから、これからいかにして新たな展開と新たなバランスを図るのかが、もはや回避できない挑戦となっていると指摘しています。

彭双浪・理事長は、台湾がハッシュレート(Hashrate)などデータ処理能力の分野で大きな発展を遂げている今、コンピュータ見本市を開催するのが最適だ。しかし、電力はハッシュレートの関連企業を支える基盤だとし、政府に対してエネルギー政策の再検討を呼びかけました。

彭・理事長は、政府に呼びかけたい。電力システムの強靭性と安定性を保つほか、将来より多くの選択肢に恵まれ、電力のCO2排出係数の改善を加速させるよう、エネルギーの割合を再検討すべきだ。さらにICT産業における台湾の優位性を活かしてエネルギー利用の効率を高め、ネットゼロに向けた革新的な科学技術の導入を拡大すべきだと述べました。

続いてあいさつを述べた頼清徳・総統は、全面的なスマート化の時代の到来にあたり、AIの革命的な発展は重要な役割を果たしている。過去数十年の努力により、台湾はAI革命の中心に押し上げられた。台湾は無名の英雄、世界の支柱になったと指摘、政府が電力の安定供給を図り、多元的なグリーンエネルギーも提供し、台湾だけのデータセンターを建設すると約束するとともに、皆が一致団結して台湾を人工知能の島として建設するよう呼びかけています。

頼・総統は、台湾初となるスーパーコンピュータを台湾に寄贈したアメリカの大手半導体NVIDIA(エヌビディア)の黄仁勲(ジェンスン・フアン)・CEOと、毎年維持費の支払いを約束した台湾積体電路製造(TSMC)に感謝するとともに、産官学研のニーズに合わせて新たなスーパーコンピュータを設置することも約束しました。三つ目の約束は、ICT産業、ウェハ製造、半導体製造、人工知能などの分野の人材の育成を継続することです。

(編集:王淑卿/岩口敬子/本村大資)

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