27日からスイスのジュネーブで開催されている世界保健機関(WHO)の最高意思決定機関、世界保健総会(WHA)の本会議は3日目に入り、友好国や理念の近い国々が台湾のために声を上げ続けてくれています。
本会議での演説はすでに現地時間の29日午前に終了。今年は26カ国に加え、EUも台湾支持の発言を行い、その数は例年を上回りました。
2日半にわたる演説では、WHOに加盟していないバチカンを除く、他の11の友好国すべてが会の様々な場面で台湾のために声を上げました。マーシャル諸島、セントルシア、ベリーズ、セントビンセント・グレナディーン諸島の4カ国の保健関連大臣は、それぞれ総務委員会および本会議委員会の「2対2の弁論」の中で台湾を支持する発言を行い、その他の友好国も、総会の一般議題で台湾を支持する声を発し、台湾が国際的な公共衛生医療システムに参加する重要性を強調しました。
理念の近い国家においては、今年は台湾のためへの発言がより積極的で、力もさらに強まっていて、昨年よりもオランダ、イスラエル、EUの 3つが増え、合計16カ国が支持を表明しました。
なお、この16カ国のうち、フランス、イギリス、ドイツ、アメリカ、日本、カナダ、チェコ、ニュージーランド、リトアニア、エストニア、ルクセンブルクなどは明確に台湾への支持を表明し、ラトビア、イスラエルなどは誰も取り残されるべきでなく、各方面全てが有意義に参加すべきであると強調しました。
その中で、ニュージーランドは昨年の発言の際、世界のどの地域も取り残されてはならないという包摂性の観点から、台湾のWHOおよびWHAへの参加必要性を主張する台湾に呼応しましたが、今年は、明確に台湾を支持する発言を行い、台湾を世界の衛生システムに含めることを呼びかけました。
ニュージーランドのダイアナ・サルファティ(Diana Sarfati)保健局長は、「ニュージーランドにとって、今年の世界保健総会のメインテーマである「All For Health ,Health For All(すべては健康のために、すべての人に健康を)」ということは、最も必要とする人々にすぐに与えることができる医療システムを構築し提供することだ。。この目標を支援するためには、台湾を含むすべての衛生コミュニティの経験や技術参加、情報共有から世界が恩恵を受ける必要がある」と語りました。
この他、EUを代表してベルギーが発言を行った際、ベルギーのマルク・ペクスティーン・ド・ブイツワーヴ(Marc Pecsteen de Buytswerve)常任代表は、世界のいかなる人、いかなる地域も取り残さない効果的な国際システムを確立するために、WHOは引き続き中核的かつ調整的な役割を果たし、国際関係者間の調整と包摂的な協力を促進し続ける必要があると述べたほか、イスラエル保健省のアッシャー・サーモン(Asher Salmon)次長は、イスラエルは世界の衛生福祉のために、WHAの包括的な参加を非常に重視しており、この目標を達成する方法を見つけたいと発言。
また、オランダのピア・ダイクストラ(Pia Dijkstra)保健福祉スポーツ大臣は、オランダは、誰一人取り残すことなく、全ての人の健康を促進、提供、保護するWHOを支持し続ける。オランダは、世界の保健に貴重な専門知識を提供する全ての人々の有意義な参加を支持すると述べました。
(編集:中野理絵/王淑卿/本村大資)