27日からスイスのジュネーブで開催されている、世界保健機関(WHO)の最高意思決定機関である第77回世界保健総会(WHA)が台湾の参加を議事日程に組み込まず、これについて台湾の厚労省に類似する衛生福利部の邱泰源・部長(保健相)はジュネーブ時間27日午後、報道陣のインタビューに対し、保健と人権には政治的な前提を設けるべきではないとし、直ちに世界保健機関に抗議すると述べると共に、台湾の世界保健機関参加の必要性をアピールするためにスイスを訪れている台湾のアクショングループは、国際的な場を通じて医療と公衆衛生における台湾のソフトパワーを見せ、国際社会に台湾が世界保健総会に参加できないことは国際社会にとって大きな損失になることを分からせると決意を示しました。
第77回世界保健総会(WHA)はジュネーブ時間27日午前に開幕、午後全体会議が開催され、台湾の参加に関する議案が審議され、最後に大会の主席はこの議案を議事日程に組み込まないことを決定しました。
この決定について、邱泰源・部長は、今年も最後の最後まで努力したが、依然として参加が見送られたと、遺憾の意を示すと共に、書簡の発出など各種の方法を使って世界保健機関に抗議することも明らかにしました。
邱泰源・部長は、本当に残念だ。今年も最後の最後まで頑張ったが、招待状が届かなかった。しかし、台湾のアクショングループは、世界保健総会などの重要な国際的な場を通じて台湾の医療と公衆衛生分野におけるソフトパワーを見せ、台湾のWHA参加への重視を伝えたい。そして世界各国の代表、および世界的な医療と公衆衛生の団体に、台湾がWHAに参加できないことは、台湾人の平等と健康権に影響するだけでなく、国際社会にとっても大きな損失になることを伝えたいと述べました。
中国の代表は「2対2弁論」で発言を行ったとき、「一つの中国」の原則の下、中国は台湾地区が世界的な公衆衛生分野の事務への参加について妥当な手配をした。台湾の医療専門家は世界保健機関の技術関連の活動に複数回参加した。両岸間も医薬品と公衆衛生に関する協力協定を締結し、各種の感染症の通報と処理メカニズムができていると弁解しました。
これについて、邱泰源・部長は、これは毎年中国が台湾の参加に反対する理由だ。しかし、これは事実と全く異なる。過去数年、台湾は毎年技術関係の会議への参加を100回以上申請したが、年に平均して7回しか参加することができない。台湾は中国が健康に関する基本的人権に違反していることを全世界に知らしめたいと反論しました。
(編集:王淑卿/岩口敬子/本村大資)