賴清徳・総統が20日に就任式で発表した演説内容について、シンガポール国立大学の政治学副教授である荘嘉穎氏は、その内容は台湾の主体性を強調しつつ、中国との対等的な観光旅行の再開や中国人留学生の受け入れなど、中国に対する善意のサインも含まれていたと分析しました。
荘嘉穎・副教授は、しかし中国の立場からすると、この善意のサインは賴清徳総統が演説で中華民国に言及したことと釣り合わないため、中国大陸の対台湾事務担当の国務院台湾事務弁公室(略称:国台弁)の反応は依然として強硬であったと指摘しました。
また、賴氏が当選して以来、中国は一貫して賴氏に対する懸念を示しているため、就任演説の内容がどうであれ、北京当局はそれを受け入れないだろうと分析しています。
(編集:許芳瑋/本村大資)