5月20日の中華民国第16代正副総統就任式を控え、就任式及び公式晩餐会の主催を務める社団法人中華文化総会は16日、総統府内で行われる就任式、総統府前で行われる祝賀大会および国宴の内容を発表しました。初めて南部・台南で開催される公式晩餐会「国宴」では、AIの技術によって2022年に亡くなった国宝級の歌手である文夏さんが登場。台南出身のアーティスト李竺芯さんとともに、時空を超え、生前歌唱したことのない楽曲「晚安台湾(おやすみ台湾)」をデュエットで披露するということです。
20日の正副総統就任式は午前8時45分に開始され、蔡英文・総統が友好国の首脳や海外の来賓と握手を交わした後、午前9時に第16代総統の頼清徳氏と副総統の蕭美琴氏が就任の宣誓を行います。その後、頼清徳・新総統夫妻と蕭美琴氏が蔡英文・総統を見送ります。
頼清徳・新総統は就任後、まず新たな行政院長および総統府秘書長、国家安全会議(国安会)秘書長の任命書に署名。続いて行政院長、総統府秘書長、国家安全会議(国安会)秘書長の宣誓式、さらに行政院副院長、各省庁トップの宣誓式が行われます。その後、頼清徳・新総統と蕭美琴・新副総統は海外からの来賓に挨拶をする流れになっています。
総統府内での就任宣誓式と同時に、総統府前では祝賀大会を開催。新旧の総統が午前9時20分に人々に挨拶した後、「共織、前行(台湾を紡ぎ、民主主義を前進させよう)」というテーマで9部構成のプログラムが開始されます。国立台湾戯曲学院や台湾特技団など様々なジャンルの25を超える団体、1000人以上が出演し、幸福と自由を追求する台湾人の信念を伝え、多様性を尊重する台湾社会の寛容さを示します。
台南で行われる国宴では、台湾の方言である台湾語の有名歌手、謝銘祐さんの歌唱のほか、国宝級の歌手である文夏さんがAIによってよみがえります。
(編集:本村大資/駒田英)