日本統治時代に台湾の水利事業に多大な貢献をした日本の土木技師、八田與一氏が亡くなってから82年の今年、八田與一氏の命日である5月8日に台湾南部・台南市の烏山頭ダム風景区で八田與一氏の没後82年の慰霊祭が行われました。
次期総統の当選者である、頼清徳・副総統はあいさつの中で、まず政府と台湾の人々を代表して八田氏が百年前に烏山頭ダムを建設し、嘉南平野を不毛の地から台湾の穀倉地帯に変え、台湾の農業の近代化に大きく寄与したことに感謝すると共に、この烏山頭ダムは現在、南部サイエンスパークと台南市の永康区にも水を供給している。全世界で最も先進的な半導体の3ナノメートルの製造プロセスが使用しているのは烏山頭ダムの水だとたたえました。
台日関係について、頼・副総統は総統就任後、双方の人的往来の強化や、観光客数のコロナ禍前のレベルへの復帰など、台湾と日本の各分野における協力関係をさらに強化すると意気込みを見せると共に、半導体の受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が日本の熊本県に建設した熊本工場を懸け橋として、双方の産業のさらなる連携を強化し、インド太平洋地域の平和と安定を共に守るよう努力する意向を示しました。
(編集:王淑卿/本村大資)