行政院が指導し、「新故郷文教基金会」が主催する「第7回亜太社会創新高峰会(Asia Pacific Social Innovation Summit)」が4日と5日、台湾中部・南投県埔里にある、国立曁南国際大学で開催されています。今年のテーマは「靭性亜洲」です。
4日午前の開会式に参加した行政院(内閣)の陳建仁・院長(首相)はあいさつの中で、1999年(9月21日に発生したマグニチュード7.3)の「921大地震」により死傷者が多数出た。当時、台湾の民間は積極的に復旧・復興に取り組み、民間のボランティア元年だと言える。このようにして長期的に積み重ねてきたエネルギーのおかげで、台湾が2016年2月6日に発生した台南地震、今年4月3日に発生した花蓮地震(台湾東部沖地震)に見舞われた際、政府、民間、国民が手を取り合い、台湾の強靭性を見せつけると共に、台湾がますます災害に強くなることも示していると説明しました。
陳建仁・院長は、社会イノベーションで最も重要なのは、草の根の力を結集してみんなで故郷、社会、国家、さらに地域の保護に尽くすよう促すことだと指摘しました。
陳・行政院長は、中部・南投県埔里は台湾の強靭性を代表する典型的な例だと言える。なぜなら、1999年の「921大地震」の影響で5万棟以上の家屋が全壊、5万棟余りの家屋が倒壊、犠牲者数が2000人を超えている。このような困難な状況の下、みんなが力を合わせて埔里を再建したため、台湾のボランティア元年だと言われている。今回サミットのため、埔里を再訪。それにより、国家、社会が一致団結してこそ、初めて強靭性を見せつけることができることを再確認できればと期待を寄せました。
陳・行政院長はまた、政府は2018年から社会イノベーション行動プロジェクトを推進、2023年に17の部会の資源を統合して、2.0方案を打ち出し、111億台湾元(約526億日本円)を投入して社会の価値を実践し、社会の発展を加速させ、各種の資源を統合し、国際社会における影響力を強化するなどの四大主軸を通じて政府、民間、国民の三者間のパートナーシップを構築、台湾の社会イノベーション組織の自主的な運営と発展を強化していると説明、それによって台湾の社会イノベーションのエコシステムの高度化を促し、イノベーティブで、包括的で、持続可能な開発のできる強靭性を持つ台湾を建設しようとしています。
亜太社会創新高峰会について、陳・院長は、政府は2018年から民間機関と共に同サミットを開催、官民共同で社会問題のイノベーティブな解決策を探っている。このサミットは毎年少なくとも10ヶ国からスピーカーを約100人招き、3000人近くの参加を引き付けていると説明しました。
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(編集:王淑卿)