国家安全局(国安局)の蔡明彦・局長は1日、立法院(国会)で答弁に立った際、国安局は昨年(2023年)から今に至るまでに130万件以上の真偽が不確かな情報を把握し、初期のスクリーニングの後、国家安全会議(国安会)および行政院に通知している。毎週2万から3万件の偽情報を選別していると述べました。
これは、立法院外交および国防委員会の「新たな国家安全保障上のリスク脅威に対応するために、いかにして国家の鍵となるインフラ設備の強靭性を強化するか」に関する特別報告の際に述べたものです。
野党・国民党の徐巧芯・立法委員(国会議員)は、今年の1月から、台湾のネット掲示板PTT、mobile01、Dcardで匿名による書き込みが現れた。その内容は、次期副総統である蕭美琴氏には謎の恋人がおり、アメリカ軍の武器商人やシンクタンクと密接な関係があるとほのめかしている。文章の中には、蕭美琴氏の財産申告についても言及されているが、この記事は数か月たってもまだ削除されていない。国安局は把握していないのか?どのように対処するのか?と質問しました。
これについて蔡明彦・局長は、国安局はこの文章をしっかりと把握しており、国安会にも通知済みであると話し、ネット上の様々な真偽が不確かな情報について、関係するスタッフおよび技術者から全面的に収集している。昨年からこれまでに130万件以上の真偽が不確かな情報を把握していると説明しました。
そして、国安局はこれらの真偽が不確かな情報を調査した後、まず初期のスクリーニングをかけ、毎週2万から3万件の偽情報を選別。その初期の分析後、国安会へ通知するのが5000から6000件だ。このほか、行政院へも通知し、責任機関によって情報の真偽を判断し、その先の対処や回答をすべきかどうかを決定する。国安局は情報機関であるため、その後の対処状況には関与できないと語りました。
徐・立法委員は、このようなメッセージは国の評判や市民の感情に重大な影響を及ぼすと考えている。特に蕭美琴氏に対し間違った考えを持つ可能性もあり、国にとって有益ではない。対処し削除すべきであると発言。
蔡明彦・局長は、国安局は権限と責任に従って通知すると回答しました。
(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)