度重なる台風被害を受けた、台湾中部・嘉義県の阿里山林業鉄道は29日、試運転を行い、北門駅から新たに建設された第42号トンネルを通って阿里山駅に列車が無事到着し、テスト結果は全て正常でした。7月1日に全線開通する見通しです。
農業部林業・自然保育署によりますと、阿里山林業鉄道は2009年の台風「モーラコット(台風第8号)」で不通となり、6年の修復工事を経て2015年12月に全区間復旧の予定でしたが、同年9月に再び台風で大きな被害を受け、十字路駅と屏遮那駅の間の第42号トンネル内の2カ所、約55メートルにわたって路盤が崩れたことで運行不能になっていました。
新たに建設された第42号トンネルの建設経費は約4億1600万台湾元(日本円で約19億円)で、2021年1月8日に着工し、3年以上を経てついに工事が完了しました。
(編集:許芳瑋/本村大資)