次期総統当選者である頼清徳・副総統は25日、対中国政策を担う大陸委員会(陸委会)の主任委員に、現在、対中国大陸窓口機関である海峡交流基金会(海基会)の秘書長を務める、邱垂正氏が就任することを明らかにしました。
邱垂正氏は、与党・民進党が初めて政権与党となった2000年に大陸委員会に入り、8年間の期間、主任委員事務所の主任などを務めました。2008年の政権交代後は離島・金門の国立金門大学で教鞭をとり、2016年、蔡英文・総統の当選後、再び大陸委員会に招聘され、政務副主任委員兼報道官を担当、昨年、海峡交流基金会へ異動となっていました。
邱垂正氏は、台湾メディアからは民進党内で中国大陸に詳しい「知中派」と紹介されています。
ある学者は、邱氏は研究者時代、度々中国大陸と交流を行っていた一方、国際関係に明るく、15年間に及び大陸委員会に勤務し、蔡英文・総統の理念と政策を完全に理解しているとして、新政権が安全保障政策において現状維持を貫く上で、適切な人選であると指摘しています。
(編集:駒田英/本村大資)