蔡英文・総統は24日、アメリカ連邦議会のリサ・マクレーン(Lisa McClain)下院議員ら訪問団の表敬訪問を受けました。その際、挨拶の中で、アメリカ連邦議会上院でこのほど「インド太平洋地域の安全保障における追加歳出法案」が可決されたことへ感謝を述べ、権威主義の拡張に直面する中、台湾とアメリカがさらに手を携え協力し、インド太平洋地域の平和と安定のために共に貢献しなければならないと語りました。
訪問団のメンバーは、アメリカ連邦議会下院共和党議員総会秘書であるマクレーン議員の他、民主党籍のダン・キルディー(Dan Kildee)下院議員、そして共和党籍のマーク・アルフォード(Mark Alford)下院議員です。
蔡・総統は、3名が皆、アメリカ連邦議会下院において、台湾に友好的な議員連盟「台湾連線(台湾コーカス:Congressional Taiwan Caucus)」のメンバーであることに触れ、長きに渡り台湾の問題に関心を寄せてくれているだけでなく、共同署名や提案を通して何度も台湾の国際社会への参加を支持してくれていることに言及しました。
また、今年はアメリカの国内法である台湾関係法が成立して45周年である。権威主義の拡張に直面する中、台湾とアメリカはさらに手を携え合って、共にインド太平洋地域の平和と安定に貢献していかなければならないと語り、台湾関係法と「6つの保証」により、台湾への武器売却を継続し、台湾の取組みとイニシアチブを支援するためにより多くの資源を提供する「2024会計年度総合歳出法」を完成させたことに、アメリカ政府と議会に感謝すると述べました。
蔡・総統は、「アメリカ連邦議会上院で『インド太平洋地域の安全保障における追加歳出法案』が先ごろ通過したことをうれしく思う。台湾への支持を皆さんが行動で示し、様々な分野で台湾とアメリカの促進に重要な役割を果たしてくれたことに感謝したい」と話しました。
マクレーン議員は挨拶の際、台湾は自由で民主的な国である。蔡・総統の指導の下、台湾のこの8年間の多くの進展を観てきた。アメリカは太平洋の反対側から台湾の発展を見守っており、強固な台湾とアメリカの関係の重要性をますます理解するようになったと語り、台湾は今、常に中国共産党の脅威に直面しており、経済的な脅迫や圧力を受けている。台湾は毎日、自由のために戦っている。そしてアメリカはこの世界の自由の代表として、誰もが自由を享受できるよう歴史上、抑圧を覆し続けてきた。台湾とアメリカには多くの類似点があることから、太平洋を隔てているにもかかわらず、台湾とアメリカの関係は依然として強固であり、永続していると述べました。
また、アルフォード議員が、台湾への武器売却が遅れていることについて、台湾が自国を防衛する能力を確保できるよう、アメリカは武器売却の遅れにできるだけ早く対処しなければならないと述べたほか、アメリカ議会の予算委員会の委員を務めるキルディー議員も今年末の自身の任期満了までに貿易と二重課税問題の解決を確実にしていきたいと述べました。
(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)