台湾の死刑囚37人が、死刑に関する規定が違憲だと主張、憲法解釈を求めました。憲法法廷は23日、「死刑が違憲か」について法廷で弁論を行い、関係者に意見を戦わせ、死刑囚の訴訟代理人と、所轄機関の法務部はそれぞれ自らの主張を述べました。
「死刑が違憲だ」と主張した当事者の訴訟代理人3人は、それぞれ犯罪被害者の家族の心理的変化、暴力で暴力を抑止すべきではないこと、代替法案の実施などの角度から、死刑は処罰の手段になるべきではないことを主張しました。
しかし、所轄機関の法務部は、死刑は生命権の保障と人間の尊厳の確保に違反するとは限らず、残酷な刑罰でなければいけないこともないとし、とるべき罪責と償い、国民の正義への期待から、死刑の妥当性を認めるべきだと主張しています。
憲法法廷は早ければ7月下旬、遅くとも9月下旬にも死刑が違憲かどうかについて判断を下す見通しです。
(編集:王淑卿/本村大資)