台湾東部・花蓮で23日午前2時過ぎに、地震の規模を示すマグニチュード6以上の地震が2回発生、危険な建物とされている、花蓮のビル「富凱大飯店」と「統帥ビル」が大きく傾くなどに加え、中央気象署(日本の気象庁に相当)は向こう一週間、大気が不安定になり、短時間の集中豪雨に見舞われる可能性があると予測したことから、行政院(内閣)の陳建仁・院長(首相)は23日午前、中央災害対策センターを視察した際、特に農業部に対して、土石流や土砂災害などの防止に取り組むよう指示すると共に、国民に対しても余震が続いていることから、山間部での活動をしばらくやめ、自身の身の安全を守るよう呼びかけています。
陳・行政院長は内政部がまとめた報告によれば、今のところ、建物の損傷があったものの、死傷者は出ていない。3日に発生した花蓮沖を震源地とする強い地震は、多くの建物に損傷をもたらしており、それに加えて最近、余震が続いているため、建物の構造もその影響を受けるだろうとし、消防署と国土署に対して、専門チームを立ち上げて地方自治体が早急に危険な建物を確認するメカニズムを作り、危険な建物の取り壊しを早期に実施し、二次災害を避けるよう協力してほしいと指示しました。
陳・行政院長は、地震発生後、土砂災害が発生する可能性が高いため、農業部に対して降水量の監視を強化し、土砂災害のリスクの高い地区の地方自治体と密に連絡を取り、事前に避難対策をとるよう指示しました。
陳・行政院長は、国民に対しても、余震が続いていることから、山間部での活動をしばらくやめ、自身の身の安全を守り、共にこの難関を乗り越えるよう呼びかけています。
(編集:王淑卿/岩口敬子/本村大資)