さきごろ馬英九・前総統は中国を訪問し、中国共産党の習近平・総書記と会談を行いました。習・総書記は会談の中で、台湾海峡両岸の発展の鍵は、「一つの中国」の原則に基づく「92年コンセンサス」を堅持することだ、と述べました。
これに対し、台湾で対中国大陸事務を管轄する政府機関、行政院大陸委員会(陸委会)は11日、最新の世論調査の結果を発表しました。調査結果によりますと、「一つの中国」の原則に基づく「92年コンセンサス」のもとでのみ、両岸の対話は再開できる、という中共の主張に同意できないと答えた人は、全体の79%に達しました。さらに、93.3%の人々は、引き続き政府が自主防衛を行い、国家の主権と台湾の民主主義を守り、台湾海峡の平和と現状を維持することに対し、支持を表明しています。
このほか、調査では、中共の軍用機、艦艇が台湾海峡周辺で活動を続け、故意に中間線を超える行為に対し92.6%の人が、また、中共が台湾の国際社会参加に圧力を加えることに対し90.1%の人が、納得できないと答えたほか、中共が提案する「一国二制度」には賛成できない、という人も89.6%に達しました。
(編集:駒田英/本村大資)