馬英九・前総統が中国訪問を終え、11日に台湾に戻りました。馬・前総統は空港で談話を発表し、中国の習近平・国家主席との会談において、習氏が平和的発展を促進し、ともに台湾海峡両岸の幸福を創造する決意を示したことは、両岸の交流にとって非常に前向きなメッセージだ。台湾海峡両岸の中国人は争いを平和的に処理することができ、「92年コンセンサス」がある限り対話は続けられると強調しました。
馬・前総統は今回、馬英九基金会「大九学堂」の学生を率いて中国を訪問。11日間の行程を終え、11日正午近くに帰国。空港で短い談話を発表しました。
馬・前総統は、今回の中国訪問で台湾の若者たちが中国の歴史と文化を深く理解し、台湾海峡両岸の政治体制の違いや生活観、価値観が異なっていても、みな中国人の子孫であり、同じ中華民族に属していることを認識できた。それこそが今回の訪問で得た最も重要な収穫だと語っています。
馬・前総統は、台湾の若者たちがイデオロギーを捨て、台湾と中国大陸の歴史的、文化的なつながりは政治によって断ち切られるものではないことに気づいて欲しい。さらに大切なのは、台湾海峡両岸の中国人は争いを平和的に処理することができ、共通の政治的基礎である「92年コンセンサス」がある限り、対話は続けられると強調。
馬・前総統は「昨日、私たちは習近平氏と対面した。習近平氏は真剣に台湾の若者の意見に耳を傾け、ひとつひとつ真摯に応え、中国大陸が平和的な発展を促進し、共に台湾海峡両岸の幸福を創造する決意を示した。これは両岸の交流にとって非常に前向きなメッセージだと思う」と述べています。
馬英九・前総統は、習近平氏も台湾東部・花蓮の地震に哀悼の意を表したのは非常に良いことだと感じた。 また、今後も台湾の人々がより平和で幸せになるよう、台湾海峡両岸の青少年交流の推進を継続していくと強調しました。
馬・前総統と習近平氏の会談は、2015年11月7日のシンガポール会談に次ぐ、二度目です。
(編集:本村大資/王淑卿)