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馬・前総統と中国の習・主席が会談、外交部:中国は台湾の主流な民意を正視すべき

  • 11 April, 2024
  • 王淑卿
馬・前総統と中国の習・主席が会談、外交部:中国は台湾の主流な民意を正視すべき
中国を訪問中の馬英九・前総統が10日午後、北京人民大会堂で中国共産党の習近平・総書記と二度目の会談を行った。馬・前総統は、総統在任中の2015年11月7日に習近平・総書記とシンガポールで会談を行ったことがある。馬・前総統はあいさつの中で、双方は国民が大切にしている価値と生活様式を重視し、台湾海峡両岸の平和を維持するよう期待を示した。(写真:中国政府のサイトより)

中国を訪問中の馬英九・前総統が10日午後、北京人民大会堂で中国共産党の習近平・総書記と二度目の会談を行いました。馬・前総統は、総統在任中の2015年11月7日に習近平・総書記とシンガポールで会談を行ったことがあります。馬・前総統はあいさつの中で、双方は国民が大切にしている価値と生活様式を重視し、台湾海峡両岸の平和を維持するよう期待を示しました。

習近平・総書記は、長い歴史を経てきた中華民族は、台湾海峡両岸は不可分だという歴史も刻んできたとし、両岸の同胞はいずれも中国人、解消できず、相談できない心のわだかまりはないと述べました。

馬・前総統は、台湾海峡で戦争が勃発した場合、中華民族にとって大きなダメージになるとし、両岸の人民は問題の平和解決をする知恵を持っていると自信を示しました。

馬・前総統は、両岸は「92年コンセンサス」を堅持し、「台湾独立」に反対し、中華民族が全世界の前で胸を張ることができるよう、互恵で共栄の方向に向かって努力すべきだとしています。

馬・前総統はあいさつの中で、中華民族のことを誤って中華民国と口に出したことがありますが、すぐ中華民族に直しましたが、台湾の学者は、それはわざと間違えた可能性を指摘しています。

両氏の二度目の会談について、台湾で対中国政策を担う、行政院大陸委員会(略称:陸委会)は10日に声明を発表、両岸間の相違は言語と文化ではなく、政治体制と生活方式にあるとし、馬・前総統は、中華民国の主権、および自由と民主体制に対する台湾人の堅持を伝えず、台湾社会の期待を裏切ったことに遺憾の意を表しました。

中華民国外交部は、台湾の人々が気にするのは、中国の台湾に対する軍事的な威圧行為のエスカレート、外交上における圧迫、経済的威圧だ。台湾の主流な民意を代表できない論述と主張ではない。中国は台湾の主流な民意を正視し、対等な立場に立って台湾の人々が選出した政権と対話を再開し、対立を解消し、問題を解決すべきだとしています。

なお、野党・国民党は、馬英九氏と習近平氏の会談について両岸間の平和的な交流の再開に向けて重要な一歩を踏み出したとし、野党・台湾民衆党は「92年コンセンサス」を堅持することは、台湾の主流な民意に認められていないだろうとの見方を示しました。

「92年コンセンサス」は、中華民国と中国の窓口機関が1992年、「一つの中国」問題に関して達成したとされた合意の通称です。中華民国側は「一つの中国、各自解釈」と主張しています。

(編集:王淑卿/本村大資)

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