次期総統に選ばれた頼清徳・副総統が10日、新政権の最初の行政院長(首相)に、与党・民進党の元主席である卓栄泰(たく・えいたい)氏を指名。その後、卓栄泰氏は最初の内閣人事を発表。副院長に元文化部長の鄭麗君(てい・れいくん)氏を、秘書長には国家発展委員会の龔明鑫(きょう・めいきん)・主任委員を、報道官には頼清徳・選挙対策本部の陳世凱(ちん・せいがい)氏を指名しました。
卓栄泰氏は3名について、皆、経歴も豊富であり、今のベストの布陣である。行政院を率い、この3名と協力して新たな政局を切り開いていくと述べました。
卓栄泰氏は、「頼・次期総統も私も、将来の行政チーム、『AI(アクティブ&イノベーション)内閣』にはより多くのパートナーが必要であると考えている。行政院は今後、彼ら3名の協力のもと、新しい局面を切り開き、あらゆる状況に対応していく」と語りました。
卓栄泰氏は、鄭麗君氏は頼・次期総統の「国家希望工程」の青写真を最もよくわかっている。龔明鑫氏は、国家発展委員会主任委員任期中に「5+2」産業イノベーション政策や「投資台湾三大方案」を主導してきた。陳世凱氏は、選挙期間中、スポークスマンとして最前線でメディアと対話し、冷静かつ堅実に対外的に理念を説明した。また地方情勢、行政体系、議会の関係にも精通し、豊富な経験を持っている。
このような3名の専門知識を生かして、「AI(アクティブ&イノベーション)内閣」を導き、国民の承認を得て、平和で繁栄の新たな台湾を打ち出していきたいと述べました。
なお、卓栄泰氏はすでに正式に将来の内閣チームの組閣を始めていますが、今回は第一弾で、その後のリストは時期が来たら段階的に報告するとしています。ただ、まだ固まっていない人事については一つ一つ説明することはできないが、全国民を巻き込み、参加を拡大するという精神を継承する方向に向かって努力していく。そうすることで国民の幅広い支持を得ることができる。それは、あらゆる立場の意見を受け入れ、あらゆる立場の人材を発掘することに努めるということが変わることのない原則だからだと語りました。
(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)