台湾東部・花蓮で3日朝に発生したマグニチュード7.2の地震に関し、台湾各地の災害状況が続々と伝わってくる中、午前8時頃、中央災害対応センターが設置され、蔡英文・総統と行政院(内閣)の陳建仁・院長(首相)が直ちに視察に赴きました。
蔡・総統は各部門から報告を聞いた後、これまでに余震も何度も起こっており、災害を引き起こしていることを指摘。各部門は各地の状況を引き続き注視し、いつでも様々な不測の事態に対応できるように備え、国民の安全を守るよう要請しました。
また、政府も各地方自治体と連絡を取り続け、様々な必要とする支援を提供する。国軍も支援を提供する。中央政府と地方自治体が互いに協力し、共に災害がもたらす影響を最低限に抑えていくと語りました。
そして同時に国民に対し、最新の情報に注意を払うだけでなく、様々な地震に関する情報を慎重に確認するよう呼びかけ、政府も国民へ様々な支援を提供していくと述べました。
蔡・総統は、「余震が頻発しているこの時、政府は情報の正確性を確保し、国民に必要な時にタイムリーな支援を提供する。国民が安心、安全に過ごせるよう、私たちは準備をしている。共に頑張りましょう」と述べました。
陳・行政院長も、現在、余震が続いている。花蓮では家屋が傾き、多くの車両が落石の被害に遭っている。台北メトロや台湾高速鉄道も運行を停止したとの災害情報が伝わってきたと話し、関係部門は災害救助のゴールデンタイムを把握し、積極的に人命救助を行ってほしい、そしてしっかりと緊急安全措置を取って欲しいと要請しました。
また、清明節の連休を前に、東部エリアの鉄道や道路・輸送が全て影響を受けていることから、陳・院長は、交通部(日本の国土交通省に類似)に対し、交通・運輸を適切に調整するよう要請しました。
この他、教育部に対して、各学校の被害状況を早急に把握し、引き続き学生が安全に授業を受けられるように対応するよう要請。また、各行政部門にも管轄する機関の構造的安全性に注意を払い、関連する全体の報告メカニズムを確立し、タイムリーに国民が必要とする支援を提供していくと述べました。
また最後に、対応センターの各グループは対応作業を強化し、常に警戒を保って欲しいと述べました。そして国民に対し、自身の安全に注意をして欲しいと呼びかけ、中央と地方が緊密に連携し、災害救助活動が万全に行われることを望んでいると語りました。
(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)