行政院大陸委員会(陸委会)副主任委員(副主委)の辞任について、総統府が、馬英九・総統はこれを支持していると述べた。大陸委員会の張顕耀・副主任委員が先週辞任したことについて、大陸委員会は業務上の疑問点について調査する必要があったためと説明した。しかし、張氏は「上司に必要とされなかった」と述べ、「強制された辞任」を示唆したため、その真相が注目を集めている。
総統府の馬瑋国・スポークスマンは20日、馬英九・総統は張氏の辞任について把握しており、また、大陸委員会の王郁琦・主任委員が張氏の職務を解いて調査を受けさせるようにした決定も支持していると述べた。馬・スポークスマンによると、王・主任委員はこのことについてあらかじめ江宜樺・行政院長、国家安全会議の金溥聡・秘書長に報告、その後、馬・総統は王・主任委員の説明を聞き、その決定を支持したという。
張氏は、20日付の大手日刊紙「聯合報」で、「上司に裏切られた」と述べ、国家機密を漏洩した覚えはないと主張した。大陸委員会は19日、張氏の業務上の疑問点は国家の安全保障にかかわるもので、すべては法務部調査局に引き継いでおり、大陸委員会は調査に全面的に協力すると述べている。また、調査局は、一部の情報から、張氏は機密漏洩にかかわった形跡があると述べている。