3月は台東県の離島、蘭嶼の原住民族・タオ族にとって重要な時期。なぜなら、毎年恒例のトビウオシーズンが始まるから。
トビウオはタオ族にとって食料であり、文化でもある。そのため漁に出る「チヌリクラン」と呼ばれる船は神聖なものである。
しかし最近では多くの観光客が蘭嶼に来て許可も得ずに「チヌリクラン」に触れ、地元の人たちを怒らせているとの話が出ている。
タブーを犯した行為は、船に損害を与えるだけでなく、漁の安全と漁獲にも影響を与えるとされているためだ。
地元の議員は観光客に、まずは予習をして地元の文化を尊重するよう呼びかけている。
(編集:中野理絵/本村大資)