筋肉の萎縮と筋力の低下により、徐々に体が動かなくなる難病、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者を支援するため、アメリカで始まった「アイスバケツチャレンジ」が台湾で拡大。
世界最大の電子機器受託生産メーカー、台湾の鴻海精密工業の郭台銘・総裁は19日、氷水をかぶってALS患者を支援する姿勢を表明。郭・総裁は31万米ドルの寄付も行った。これまでに、台北市の郝龍斌・市長、新北市の朱立倫・市長、台北市長選に出馬している連勝文氏、同じく立候補している柯文哲氏、そして台湾を代表する男性シンガーソングライター、ジェイ・チョウ、ロックバンドのメイデイなどが次々と氷水をかぶっている。
「アイスバケツチャレンジ」では、バケツに入れた氷水をかぶった人は次にかぶる人3人を指名することができ、指名された人は24時間以内に氷水をかぶって、その様子をSNSに投稿するか、あるいはALS協会に100米ドル寄付するかを選択できる。
台湾のALS協会によると、台湾には現在1000人あまりのALS患者がいて男性が若干多い。40歳程度で発病するケースが多く、自ら呼吸することができなくなってからは、その介護に少なくとも毎月台湾元10万元(日本円約35万円)は必要だということ。台湾で発病する人は毎年、200人以上とされているが、一説では600人から800人とも。
台湾ALS協会は18日に募金をスタート。19日午後2時までに台湾元607万元(日本円約2070万円)が集まったという。