蔡英文・総統は14日午前、「第51回東亜経済人会議」の開会式に出席しました。蔡・総統は、挨拶の中で、台湾と日本の産業界は、互いに補い合う形で発展していると指摘、双方の貿易総額は750億米ドル(日本円およそ11兆1350億円)を突破し、双方による投資の累計金額も386億米ドル(およそ5兆7300億円)と、2016年に比べそれぞれ、26%、41%アップしたと述べました。そして、こうした基礎のもと、台湾と日本は今後も引き続き、半導体のサプライチェーンにおける提携を行っていくほか、AI(人工知能)、DX(デジタルトランスフォーメーション)、GX(グリーントランスフォーメーション)などの各分野で、先端技術の研究開発、応用を進め、互いの国際競争力を高めていくことを期待しました。
蔡・総統はそして、「台湾は近年、インフラ建設及び産業のモデルチェンジを推進し、国力と経済の強靭性を高める努力をしてきた。台湾は、日本及び地域内の他の国々と共に、より安全で強靭なサプライチェーンを構築する為の準備ができている」と強調しました。
蔡・総統はさらに、台湾と日本が手を携え、世界の繁栄、発展の為に力を発揮できるよう、「東亜経済人会議」出席者が影響力を発揮し、一日も早い、台湾のCPTPP(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)加入をサポートしてほしい、と希望しました。
(編集:駒田英/中野理絵)