台湾のCPTPP(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)加入を目指し、与党・民進党の邱志偉・立法委員(国会議員)は「立法院によるCPTPP加入促進会」の代表の身分で、複数の立法委員と連名で各国の国会議長へ書簡を送りました。書簡は、台湾のCPTPP加入への決意を示すもので、送った国々はイギリス、ニュージーランド、オーストラリア、カナダだということです。
外交部は各国の支持を得ることは台湾にとって非常に重要だとし、外交部は台湾にとって有益な加盟モデルを形成するための3つの主要な行動計画を策定しており、1日も早く加入を実現させたいと述べました。
邱・立法委員は、台湾のCPTPP加入は、すべての加盟国にとって経済、貿易、戦略的に大きな意味を持つ。近年、AI(人工知能)や自動車専用チップの不足などから各国は半導体の重要性を認識している。台湾の参加は、半導体のサプライチェーンと地域経済の安全保障を確保できるものである。しかし、その一方で加入は全会一致で決定されるため、今後も議会外交やロビー活動を通じて各国の国会議員、および締結時の11カ国に働きかけ、台湾がCPTPPの高い基準を満たしていることを伝えるべきである。今年か来年には加入できることを願っていると述べました。
邱・立法委員は、我々は直筆の書簡を外交部を通して現地の大使館または代表処に渡し、4カ国の議長および台湾と友好的なグループのトップらに転送するよう依頼した。できるだけ早く各国と合意に達し、今年中の加入を目指したいと述べました。
外交部の国際経済司の連玉蘋・司長は、台湾は近年アメリカと「21世紀の貿易に関する台米イニシアチブを、カナダとは「投資保護協定」を締結している。これは台湾は国際的に認められた高水準の自由経済体であり、すでに準備は整っていることを示していると述べました。
連・司長はまた、イギリスは今年正式加入するとみられ、昨年の議長国はニュージーランドだったが、今年はカナダ、来年はオーストラリアとなる予定だ。これらの国々は台湾と理念が近く、これを機会に、加入のための小委員会を立ち上げ各国からの支持取り付けに努めるべきだ。また外交部は加盟国との非公式協議、CPTPP加盟国への代表団の派遣、地元のオピニオンリーダーと協議し、加盟モデルを形成するなどを含む3つの行動計画を策定すると共に、早期加入という目標を達成するために、商工会議所やシンクタンクなどのチャネルを通じて台湾にとって有利となる雰囲気を醸し出していくと述べました。
(編集:岩口敬子/王淑卿/本村大資)