蔡英文・総統は13日、アメリカのシンクタンク「アメリカ進歩センター(Center for American Progress/CAP)」の学者・専門家の訪問団による表敬訪問を受けました。その際、蔡・総統は、近年、インド太平洋地域は権威主義の拡張による課題に直面しており、台湾はその最前線で大きな脅威にさらされている。台湾とアメリカは、民主主義・自由・人権といった普遍的価値を共有しているだけでなく、重要な経済・貿易パートナーである。台湾は引き続きアメリカや理念の近い国々と協力分野を拡大していき、より強靭性のあるサプライチェーンを構築していくと語りました。
蔡・総統は、「アメリカ進歩センター(CAP)」は、ワシントンで最も重要なシンクタンクの一つである。様々な議題における政策や提案についてはアメリカ政府も非常に重視していると話し、「アメリカ進歩センター(CAP)」のトーマス・アンドリュー・ダシュル(Thomas A. Daschle)所長の再訪台をとても歓迎するとともに、「アメリカ進歩センター(CAP)」のパートナーたちの再訪問を歓迎。そして、訪問団のメンバーと、アメリカとの関係や国家安全保障などの議題において意見交換できることを楽しみにしていると述べました。
また、元アメリカ連邦議会下院議員のプライス氏が議会で台湾とアメリカの安全保障協力や台湾の国際機関への参加を支持する議案などに署名を行い、実際の行動で台湾をサポートしてくれたことに感謝を表したいと語り、今年はアメリカの国内法・台湾関係法成立45周年であり、これは台湾とアメリカの関係において重要な基礎であるとともに、台湾とアメリカの間に確固たる友情関係があることを象徴していると話しました。
蔡・総統は、「21世紀の貿易に関する台米イニシアチブ」の第一段階の協定への署名は既に完了しており、これに基づき二重課税問題が早期に解決し、双方にとって互恵的な投資環境を提供することに期待をしていると述べたほか、「これからも私たちはアメリカや理念の近い国家と引き続き協力分野を拡大していく。例えば、公衆衛生・医療、ネットゼロ転換などの経験を共有し、共に強靭性のあるサプライチェーンを構築していく」と話しました。
そして最後に、「アメリカ進歩センター(CAP)」が台湾、および世界的な議題に関心を寄せ、尽力していることに感謝している。訪問団の訪台も台湾とアメリカの緊密なパートナーシップを顕著に表しているものであり、「アメリカ進歩センター(CAP)」の影響力によって、共に地域の平和と安定を守り、世界を更に繁栄させていくことに期待をしていると述べました。
(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)