頼清徳・副総統は13日、ワシントンD.C.の学者らによる訪問団の表敬訪問を受けました。
頼・副総統は、訪問団の再来訪をとても歓迎するとともに、訪問団が長きに渡り台湾を支持してくれていること、そして台湾海峡の平和と安定を重視し、国際舞台で台湾のために声を上げてくれていることに感謝を述べました。
頼・副総統は、2024年は国際的な選挙イヤーであり、台湾は既に2か月前に次期正副総統および立法委員(国会議員)選挙を終えた。国際社会はこの選挙にとても関心を持ってくれ、中国が「文攻武嚇(言葉で攻撃し武力で威嚇すること)」で強く介入している中、台湾の人々の選択が焦点となった。しかし、たとえ中国による強力な介入があったとしても、台湾の人々は依然としてその手の中にある神聖な投票によって、台湾が民主主義の道を世界の民主主義陣営と共に協力して歩んでいき、国際社会へ参加し続けることを期待していると語りました。
また次期総統である頼・副総統は、5月20日に次期副総統の蕭美琴氏と共に就任し、この国家を導いていくことになる。引き続き皆さんからの支持を得られることをとても期待していると話し、最も重要な仕事は、政治において、台湾海峡の平和の現状を維持し、インド太平洋地域の平和と安定をもたらすことだ。台湾海峡の平和と安定は世界の安全と繁栄に必要な要素である。このようなことから、台湾は今後も国際社会と協力し、地域の平和と安定を維持していくと述べました。
頼・副総統は、「台湾は第一列島線に位置し、中国の脅威に直面している。私は、私たちの責任をわかっている。私たちはインド太平洋地域の平和と安定の維持に全力を尽くす。もちろん、国際社会に台湾海峡の平和と安定について引き続き注視してもらいたい。そうすることで、台湾と国際社会の協力があってこそ、この地域の平和と安定を維持し続けることができる」と語りました。
なお、経済面において頼・副総統は、中国の政治・経済情勢が不安定であることから、ビジネス環境は以前よりも良くなく、現在では多くの台湾企業が中国から撤退し、アメリカや日本、ヨーロッパ、インド太平洋地域に移転していると指摘。台湾は引き続き国際サプライチェーンに参加することを望んでおり、地域経済に参加する機会を得るためにアメリカ政府や国際社会の支持を期待していると述べ、これは産業発展、および台湾企業の事業拡大にとって非常に重要であると信じていると述べました。
(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)